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新たな時代におけるキリスト教学校の使命と連帯-いのちの輝きと平和を求めて-

一般社団法人キリスト教学校教育同盟 Association of Christian Schools in Japan Since 1910

Assocition of Christian School in Japna Since 1910

キリスト教学校教育バックナンバー

第95回総会 フェリス女学院で開催
久世了氏 理事長に再選

 第九十五回同盟総会が六月一日(金)・二日(土)、横浜市泉区のフェリス女学院大学緑園キャンパスで開催され、全国の加盟校より九十法人約三百人の代表者が参加した。

 両日ともキャンパス内のグリーンホールを会場に行われ、第一日目は開会礼拝から始められた。礼拝の後、代表者出席数確認・総会書記指名が行われ、久世了理事長が開会の挨拶を行った。また、今回特に来賓としてお招きした韓国基督教学校聯盟事務総長・安抖善氏が挨拶し、日韓対訳聖書が寄贈されて、会場から盛大な拍手で歓迎を受けた。

 今回は第一日目の午後に役員(理事・監事)の選挙、その後特別プログラムとしてシンポジウムを組み入れたため、午前中は報告事項が行われ、その後記念撮影、昼食と続いた。昼食の際にフェリス女学院理事長の小塩節氏と学院長の岡野昌雄氏が会場校挨拶を行った。

 昼食では懇親の時を持ち、昼食後チャペルでは学生によるミニコンサートや「エコキャンパスツアー」として学内施設見学が行われ、心安らぐひとときを持つことができた。

 午後は議事に入り、同盟規約改正の件(会費規程の変更)が承認され、引き続き役員選挙が行われた。その後特別プログラムとして「キリスト教学校の将来に向けて―キリスト教学校の担い手をどのようにして育成するか」と題してシンポジウムが行われ、カトリック学校からの代表者の参加があった。

 シンポジウム終了後役員選挙結果の発表があり、第一日目を終了した。続いて新理事会が開催された。

 二日目のプログラムは礼拝で始められ、続いて新役員(理事・監事)人事の報告・承認が行われた。理事長は久世了氏(明治学院学院長)が再選された。また今回、小倉義明氏(聖学院、会計担当)、平塚敬一氏(立教女学院、教研担当)、星宮望氏(東北学院、東北・北海道地区)、湊晶子氏(東京女子大学、関東地区)が常任理事に、ルース・M・グルーベル氏(関西学院)、黒瀬真一郎氏(広島女学院)が理事に、星野彰男氏(関東学院、常任)、佐藤東洋士氏(桜美林学園)が監事に、それぞれ新たに就任した。一方、倉松功氏(常任)、大木英夫氏、畑道也氏、西垣二一氏、別府恵子氏(以上理事)、西田一郎氏、新井明氏(以上監事)が退任された。

 その後二〇〇七年度の各事業計画案や予算案を審議し、それぞれ承認された。

総会記録の詳細は二~四面を、シンポジウムの要旨は五~七面を参照されたい。

 二〇〇八年度の総会は六月十三日(金)・十四日(土)に金城学院で行われる予定で、同学院の戸田安士理事長が挨拶した。

 議事は二日目の昼をもって盛会の内に終了した。

 なお、総会に先立ち、五月三十日に総会報告書委員会が教育同盟事務所で、三十一日には第二回常任理事会、第一回維持財団評議員会および第一回理事会がフェリス女学院山手キャンパスでそれぞれ開催された。

キリスト教学校教育 2007年7月号1面