キリスト教学校教育バックナンバー
第49回学校代表者協議会
主題 「今日の社会崩壊とキリスト教教育」
11月11日(土)聖学院大学で基調講演 聖学院理事長・院長 大木 英夫 氏
第四十九回学校代表者協議会は、来る十一月十一日(土)午前十時から午後四時三十分まで、聖学院大学(埼玉県上尾市戸崎)において開催される。
今回の主題は「今日の社会崩壊とキリスト教教育」である。まず、説教・小倉義明氏(聖学院キリスト教センター所長)の開会礼拝が行われ、次いで基調講演が大木英夫氏(聖学院理事長・院長)によって行われる。
昼食後、「基調講演を受けて―キリスト教学校の使命―」として五つの分科会が行われる。その内容は以下の通りである。
1、教育根幹論「日本国憲法と教育基本法」
2、現状認識論「古い規範の崩壊としての家庭崩壊と学力崩壊への対処」
3、教育主体論「キリスト教学校の次代の担い手の発掘と経営」
4、教育支援対策論「アドミッション(入試)とキャリアガイダンス(進路指導)の再点検」
5、教育形成論「ゆとり教育の再評価と同教育世代への教育のあり方」
分科会終了後の全体協議会(含分科会報告)では、阿久土光晴氏(聖学院大学学長)が司会を務める。
講師紹介
大木英夫(おおきひでお)氏
一九二八年会津生まれ。東京神学大学大学院修了後、ニューヨークのユニオン神学大学院でピューリタニズム研究でPh.D.取得。
一九八五年に学校法人聖学院理事長となり、大学院および全学院院長として教育にあたっている。日本を代表する神学者であり、文明批評家としての内外の評価も高い。
『終末論的考察』『新しい共同体の倫理学』『宇魂和才の説』など著書訳書多数。
キリスト教学校教育 2006年10月号1面