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一般社団法人キリスト教学校教育同盟 一般社団法人キリスト教学校教育同盟

新たな時代におけるキリスト教学校の使命と連帯-いのちの輝きと平和を求めて-

一般社団法人キリスト教学校教育同盟 Association of Christian Schools in Japan Since 1910

Assocition of Christian School in Japna Since 1910

キリスト教学校教育バックナンバー

第74回夏期研究集会
主題「人をはぐくむキリスト教学校」
-建学の精神を共に担う-

 本同盟の主要な行事である第七十四回夏期研究集会は、七月二十六日(月)~二十八日(水)、御殿場・東山荘で開催される。

 会長は、継続委員会が推挙した深谷松男氏(宮城学院院長)が、二月二十四日開催の常任理事会で承認され、交渉の結果承諾を得た。

 第一回実行委員会は四月三日(土)に、深谷会長、船本教研担当理事、委員が出席して行われた。
 委員会では、年々参加者の減少等の反省を踏まえて種々協議し、今回の研究集会の在り方を探った。

 今年度の主題は、教育研究委員会のテーマ「人をはぐくむキリスト教学校―建学の精神を共に担う―」と決定した。

 牧師には、学校現場で共に働く方ということで刀祢館美也子氏(広島女学院中学・高等学校聖書科教諭)に依頼し、承諾を得た。同氏には、朝夕の礼拝を担当していただくことになっている。

 特別プログラムとして、沢知恵氏をお迎えしてのコンサートを二日目の夜に計画した。

 主な内容は、主題講演を深谷会長が行ない、例年のようにパネルディスカッションを行うことにした。

 パネリストは、中川憲次氏(福岡女学院大学宗教主事)、矢野恭弘氏(自由学園副学園長)、小暮修也氏(明治学院高等学校教諭)である。

 分団協議は、グレード別で、一グループ十二~十五名位で三回行われる。

 今、キリスト教学校が問い直さなければならない重要な課題を、共に学び、語り合い活力を与えられる研究集会になるよう多くの参加者を期待している。

 今年度の実行委員は次のとおりである。
 委員長=小林俊哉(新島学園女子短大)
 委員=越川弘英(同志社大)、松木真一(関西学院大)、松田和憲(関東学院大)、山本秀樹(金城学院中学校)、本田栄一(桜美林中高校)、
西海多恵子(聖ステパノ学園中学校)、渡邊しのぶ(女子聖学院中高校)

〈プロフィール〉

会長 深谷松男氏
 一九三三年生まれ。東北大学法学部卒業。金沢大学法学部教授(民法学)、同学部長。一九九九年、宮城学院院長に就任。同盟理事。東京神学大学常務理事。日本基督教団仙台広瀬河畔教会長老。元教団常議員、同信仰職制委員会委員。『現代家族法』、『脳の死 人の死』
(共編)、『信仰告白・教会法』(共著)、『信託された教育』、その他。
 
牧師 刀祢館美也子氏
 一九六三年生まれ。同志社大学大学院研究科博士課程前期修了(旧約神学専攻)。一九八七年より、広島女学院中学高等学校聖書科教諭。日本基督教団正教師(牧師)。

キリスト教学校教育 2004年6月号1面