加盟校紹介
遺愛学院
東北・北海道における女子教育の学校で最も長い歴史を有し、2020年、創立138年を迎えた。
1874(明7)年アメリカ・メソジスト教会から日本へ派遣された宣教師の一人M.C.ハリスが夫人と共に函館へ来た。ハリス夫人は当時の日本女性の為に教育が是非必要であると痛感し、アメリカにその旨を書き送った。それを読んだカロライン・ライト夫人は心を動かされ、亡き愛する娘のために蓄えていた当時の1800ドルを函館の女子教育の為に献げた。この二人の婦人の願いが実り1882(明15)年2月1日に元町に開校した。以来、時代の変遷、教育制度の改革にも拘らず、キリスト教に基盤をおいた女子教育を行ってきた。
1908(明41)年に現在地に移った。当時は草一面の原野同然で人々はその前途を危惧したが、現在は市の中心となり計画した人の賢明さがたたえられる。
現在は、中学・高校、そして高校に普通科(一般コース・特別進学コース)、英語科を設置している。